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下肢の骨折
下肢の骨折では大腿骨骨折、脛骨骨折、腓骨骨折が多い骨折です。骨折では強い痛みを伴うため必ずその痛みを避けるような動作になります。高齢になればなるほどその動作が癖となり、体の使い方、姿勢が崩れます。それによって姿勢の崩れからのバランスの低下、別の部位の痛みの出現が起きます。しかも多くの人はその崩れに気づいていないことが多いです。
よってリハビリとしてはその痛みを治しつつ下肢の筋力を回復し、極力早く姿勢の修正、動作の修正が必要です。
痛みの項でも説明していますが、痛みの出現によって人間はその部位を自分の中から遠ざける、自分のことではない、つまり逃避のようなことが心理の中に起きます。そうするとその体の認識が悪くなりその結果感覚低下が起こります。それによって更に下肢の使い方が正常な動きから逸脱してしまい下肢の別の痛みやバランス低下が起こります。そのため感覚訓練も必要となります。
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